うつ病・自閉症スペクトラム・発達障害で障害厚生年金3級を獲得、遡及請求で5年以上前に受給権が発生し次回更新まで410万円獲得できたケース

相談者

大阪府茨木市在住40代女性

【傷病名】うつ病・自閉症スペクトラム・発達障害

【障害年金の種類】障害厚生年金3級

【加算の対象者】3級のため、なし

【次回更新までの支給総額】約410万円

相談の状況

他事務所で面談後、当事務所に相談がありました。

他事務所では症状的に障害年金は難しいと言われてしまった状況でしたが、症状を拝見したところ、十分に3級であればもらえそうな状況でした。3級は月5万円前後ということもあり、また症状次第でもらえない状況が考えられるため、報酬が少なく、また完全成功報酬制の場合、労力が無駄に終わる可能性があったため、断ったのではないかと思われます。

相談から受給までのサポート

発達障害もあったため、十分にヒアリングをし、生まれたころからの経歴、学校生活での状況、就職後の勤務状況等、家庭内の生活状況等を記載いたしました。

通院歴は現在通われているクリニックのみで5年以上通われている状況ではあったのですが、診察時に伝えられていない内容があってはいけないということで詳しく症状等を記載した申立書を作成し、病歴就労状況等申立書を添付し医師に診断書の依頼をさせていただきました。

申請結果

結果過去5年以上前に遡って障害厚生年金3級が認められ、約280万円支給されました。

ポイント

今回、うつ病以外に発達障害の診断名があったため、病歴就労状況等申立書は生まれてからの記載が必要となります。

今回発達障害が原因で今まで学校や職場でのイジメがあり、又家庭内では夫からのハラスメントを受けたことが原因でうつ病となってしまったのではないかと思われたため、職場や家庭内での人間関係がうまくいかなかった状況を事細かく記載いたしました。

もらえる報酬が少ない、もしくはもらえるかわからないなどの場合断る事務所があるそうです。

当事務所では「もらえるかどうかわからないなら申請してみよう!」というスタンスで申請をしています。

広告等で「昨年度の申請は98%受給しました!」等の広告が見受けられますが、もらえない可能性がある相談は断っているからそのようなパーセンテージになるのだと思います。

当事務所ではもらえる可能性があるのであれば、申請します。ダメだったとしても診断書などの諸費用のみの損であり、今まで難しい内容の相談でももらえるようになった事例はたくさんあります。

 

発達障害

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