知的障害と先天性虚血性脳血管障害の併合認定で1級を獲得(永久認定)、5年以上前に遡って障害基礎年金1級を取得できたケース。

知的障害で障害年金獲得

相談者

吹田市在住20代男性

【傷病名】知的障害・先天性虚血性脳血管障害

【障害年金の種類】20歳前の障害基礎年金

【加算の対象者】なし

【次回更新までの支給総額】永久認定

相談の状況

知的障害として障害年金2級を取得できていた状況で相談がありました。

知的障害以外に先天的な傷病で身体の障害があり、障害者枠で仕事をされている状態で、現時点で下肢に関しては杖を使い、上肢に関しては手もお箸がうまく使えないことや服もボタンなどが留められないなど、また筋力が少なく疲れやすいなどの症状がありました。症状を総合的に考えると2級がもらえ併合認定で1級が受給できる可能性があったため、申請代行をさせていただきました。

相談から受給までのサポート

お母様に2回直接会い、できるだけ適正な内容が記載されている病歴就労状況等申立書を作成するために詳しくヒアリングし症状や生い立ち、就労状況等を詳しく記載させていただきました。

家庭内生活状況や現時点での就労の配慮の度合いや身体的な症状を詳しく記載した申立書を添付して医師に診断書の依頼をさせていただきました。

ポイント

20歳になった当時、ご本人が障害年金を申請し2級を獲得できていましたが、プロである社会保険労務士に依頼していた場合、当初から1級を獲得できていたケースになります。今回20歳の時に遡って1級を獲得できたのですが、現在28歳であり、5年以上前の分に関しては時効により、もらえない状況となりました。

今回の申請で永久認定として1級を取得できたので将来の分を考えると1000万円以上の金額差が獲得できたことになります。報酬は2・30万円程度でしたので、やはり社会保険労務士に依頼する価値はあったと思います。

知的障害

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