糖尿病性壊疽による下肢の切断で障害厚生年金2級永久認定を取得
相談者
大阪府在住50代男性
【傷病名】糖尿病性壊疽による下肢の切断
【障害年金の種類】障害厚生年金
【加算の対象者】なし
【次回更新】永久認定
相談時の状況
依頼者はもともと心臓の疾病のため障害厚生年金3級を受給中でした。
27年程前から糖尿病の受診歴がありました。下肢の切断ということで症状の心配はありませんでしたが、初診が27年前ということで、カルテが保存されているかで初診証明の部分で難しい案件ではありました。病院も何件も変更されている案件であったため、申立書の作成に時間がかかる案件ではありました。
以前他の社会保険労務士に依頼されたことがあったらしいですが、トラブルで着手されずに一年以上申請はされていない状態でした。
相談から受給までのサポート
病院に問い合わせたところ、カルテは保存されており初診証明の書類は問題なく取得できました。申立書の作成で細かく何件もの病院での症状や経過の記載に時間をかけて丁寧に作成をしました。
申請してから2か月くらいで障害厚生年金2級の受給決定の証書が届きました。
私からのお願い
今回みたいに初診が古く、また認定日(1年6か月)時点で障害等級に該当しない案件である場合、遡及請求ができないため申請した月の翌月からの支給になります。わからないまま手をつけずにしていると、どんどんもらえる障害年金が少なくなります。障害等級に該当するかもと思ったらまず社会保険労務士に相談をしてください。
「もっと早くに相談を頂けたら」と思う案件でした。