精神疾患で障害年金の受給をためらっている方へ
障害年金の申請をためらっている方へ
私の知り合いにうつ病での障害年金の申請をためらっている方がいました。その方は6年ほど前にストレスで仕事を辞めてしまい。確実に障害等級2級の状態で、現在無職の状態です。貯金もほとんど使い果たし、困っている状態でした。私が障害年金を申請しないの?と聞いてみるとその方は、「障害年金をもらってしまうと自分は障害者なんだというレッテルを貼られてしまい、生活しずらくなりそう」という理由で申請をしていませんでした。障害年金の勉強をしてきた私からするとせっかくもらえる機会があるんだから、申請をして障害年金をもらい精神的にも経済的にも楽になったらいいのにと思いました。本人に「公的年金はもしも病気で働けなくなった場合にもらえるものなので、貰っていても恥ずかしいこともないし、周りの人に知られることもないし、いざという時のための保険なんだよ」と説得して障害年金の申請をしてもらい、5年分の遡及の障害年金で700万円の障害年金を獲得できました。現在は病気の方も順調によくなってきており、障害年金を申請していない頃に比べれば、精神的にも安定してきています。本人の障害年金に対する間違えた固定概念で、将来どうなってしまうんだろうという不安感情が余計に病状を悪化させていた悪い例だと思います。
精神の病気は、怠けているわけではなく「働きたくても働けない」という状態になってしまっているということを認識する必要があります。国民年金や厚生年金の保険料は、そういったどうしようもなくなってしまった時のために支払っているものなので、後ろめたく感じる必要はございません。しっかりと病気を治し、この先、働いて他の人がそのような状態になった時に、支える側の人間になることが一番ベストな解決策です。治るには時間が必要です。もらえる時はもらって、病気を治すことに専念する、今はその時です。
精神疾患を患っていて、何もできない状態なのに、難しい障害年金の申請なんてできるわけないという方のための社会保険労務士です。ご依頼を頂ければ全てこちらでしますので、電話だけでもいいので行動に移しましょう。この先、楽しいことやうれしいことなどいろんな出来事が待っています。